2018年本屋大賞

毎年楽しみにしている、本屋大賞
今年もわくわくしながら見ていました。

ノミネート10作品のうち、わたしが読んだのは下記4冊。
かがみの孤城/辻村深月
・崩れる脳を抱きしめて/知念実希人
・屍人荘の殺人/今村昌弘
・たゆたえども沈まず/原田マハ
(敬称略、順不同)

辻村深月作品が大好きなわたし。しかし予想はマハさんかな、って思ってたんです。『たゆたえども沈まず』を読んで、ゴッホにハマってしまったから(笑) ※また再読時に書評します。


本屋大賞発表された時間は、肩凝りが酷すぎて整体行ってたというわたしですが(笑)、結果はこちらで確認しました。
https://www.hontai.or.jp/



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辻村深月著『かがみの孤城本屋大賞受賞、おめでとうございます!!!!!



ここまで辻村深月の名前が大々的に出るのは、2012年7月の直木賞受賞作『鍵のない夢を見る』以来でしょうか。
今回、4度目のノミネートからの受賞!めちゃくちゃ嬉しい。
やっぱり、辻村作品が1番好きです。





このあと、ゆっくり再読します。
10年以上前、苦しんだ自分を救ってくれた作品です。

「10代の頃、逃げ場がない気持ちでいたとき、私の部屋の鏡は光りませんでしたが、その代わりに、傍らにいつもあったのが本でした。かばんの底とか本棚の片隅で光って、私をいろいろな世界への冒険に連れていってくれました。そういう作家さんたちや、私が愛した小説への恩返しができたら、とても嬉しいです」

こういう言葉の使い方をする、辻村さんが大好きで。
優しく包みこんでくれる、辻村さんの描き方が大好きで。
そろそろファンになって9年目に入りますが、そういうところは変わらないなって思う。

やっぱり辻村さんの心理描写は秀逸。感情移入しちゃう。
最後の救いが、優しくて堪らない。


会見はこちらより
https://thepage.jp/detail/20180406-00000005-wordleaf


本屋大賞受賞、本当におめでとうございました!
かがみの孤城』サイン会@梅田 のとき、「ここまで追いかけてくれて、ありがとうございます」とおっしゃっていただいたこと、一生忘れません。


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今回の本屋大賞を機に、辻村深月作品を手に取る人が増えますように。願っています。